2010年09月29日
陶板画2

皆さん、この絵は有名な絵ですが、わかりますか!
5000円札の、裏面に書かれています。
尾形光琳作「燕子花図」です。
Oさんが、作りました。
結構大きな陶板画で、幅は35cm程度です。
白土を用い、厚さ8mm程度の板を作ります。
素焼き後、表面をサンドペーパーで、なめらかに仕上げます。
まず、エアブラシで全面に、黄色の色を塗り、
その上に、燕子花の絵を描いていきます。
いわゆる、下絵付けですので、絵を描いている段階で、触ると絵の具か剥がれてしまします。
黄色の色が、一部剥がれてしまいましたね。
2010年09月28日
陶板画

焼き物の絵付けの特徴は、なんと言っても、ほぼ永久に、色あせしないと言うことですね。
子孫代々、引き継ぐことが出来ますよ。
まあ、その価値があるかどうかが問題ですが!
この半年ほど、3名の方がいろいろとやっておりました。
まあ、今は、ちょっと飽きたかな?と言う状態ですね。
この作品、Mさんが作りましたが、
どなたか有名な方の作品の模写ですが、
額縁も自分で作られ、結構楽しんでいましたね。
なかなか立派な出来でした。
2010年09月21日
色合い

やきものは、釉薬(上薬とも)によって色を付けます。
この釉薬は、ガラス質で色々な種類があります。
艶有り、艶なし・・
透明、白、赤、ルリ、緑・・・
日本古来の伝統的な色から、現代的なパステルカラー調のものまで
それこそ、無限にあります。
おなじ釉薬でも、土の種類、焼き方(酸化、還元)、掛け方によっても、変化します。
あまり変化しないものもありますが・
陶芸教室では、当然、釉薬の種類は限られたものしかありません。
このため、それぞれ、色々工夫しているわけですが、
この写真の器は、白萩釉を全体に掛け、その後、織部釉を、霧吹きで掛けたものです。
霧吹きで、全体に薄く掛け、濃いところは、織部釉を垂らすことで作っています。
このように、今ある釉薬を組み合わせることで、ちょっと違った色合いを作り出すことができます。
2010年09月16日
小鉢

陶芸の作品で一番多いのは、いわゆる器です。
広い意味では、お皿なども含まれますが。
生徒さん達は、このような小鉢、いくつくらい作られるでしょうか。
若い方は、圧倒的に2個ですね。
それ以外の方でも、最近は、2,3個という方が多いですが、
定番の5個セット方もいます。
壊れたときのことを考えて、6個の方も!
2010年09月14日
コーヒーは!!

コーヒーの入れ方は、色々あります。
簡易的な、紙パック。
電気式のドリッパー。その他・・・・
でも、2~3人分でしたら、写真のような手作りのドリッパーで
ゆっくり、お湯を注ぎながらいれたコーヒーは最高ですね。
作るのは、結構大変ですよ。
信楽風に、焼きました。
コーヒーを入れるときは、あらかじめお湯で予熱してから入れた方がよいですね。
どうしても、陶器製ですと、熱容量が大きいためです。
2010年09月12日
マイカップ

自分で使うカップを皆さんはいくつくらい持っているでしょうか。
4、5個くらい?
教室の生徒さんも、定期的に作られます。
そうすると、どんどん増えていきますね!
でも、たくさんのカップを、使い分けるのも楽しいものです。
ちなみに、私は、日常的に使うのは、5,6個ですね。
2010年09月10日
酒器1

自分で作った器で、酒を飲む。
日本酒、ビール、ワイン、焼酎・・・
普通は、お酒の種類により、使い分けますね。
ほとんどの生徒さんが、作られます。
この作品は、徳利とお猪口。
薪窯風に、松灰釉で焼かれたものです。
おいしいですよ!
2010年09月08日
青白磁皿

青白磁という釉薬。
本当に大好きな色合いですね。
湖の水の色が青く見えるように、この青白磁も、釉薬が厚くなればなるほど、色合いが濃くなります。
このため、器の表面に色々な凹凸を付けることにより、薄い青色の変化を楽しむことが出来ます。
粘土は、本当に真っ白な粘土でなければ、きれいに発色しません。
この作品は、白御影粘土で作られています。
一般的には、磁器土か、特上の白粘土で作ります。
青白磁の、青い色は、真っ赤な色のベンガラ(酸化鉄)を微量、透明釉に加えて作ります。
本焼きの焼成は還元雰囲気で行います。
2010年09月07日
体験陶芸(ブライダル)

結婚式で、両親への贈り物を作られる方が結構おります。
こんな贈り物をされたら、本当にうれしいでしょうね!
全く経験のない方が、体験陶芸で、焼き物を作る。しかも、結婚式での両親への贈り物として・・
試行錯誤しながら、どのように作ってもらうのが良いのか。
3年ほど前から、4種類の作品のメニューを用意し、作ってもらっています。
1番人気は、写真の湯吞みですね。
しかも、桐の箱も用意しています。
毎日、使ってもらえますから!
絵付けと、メッセージ書きを、行っています。
このため、素焼き後に再度来ていただかなければなりませんが、
ほとんどの方が行っています。
良くあるメッセージが、「産んでくれてありがとう」です。
2010年09月05日
10年目の修繕工事

早いもので、発寒に工房兼自宅を建設してから、10年が過ぎました。
4年前には、隣接地に新工房も作りましたので、将来を見越して10年目の改修工事を行うことにしました。
当初は、何も考えずに、建てちゃった部分もあり、色々不都合が生じていました。
特に、2階の床が大問題。
木造3階建てのため、当然、床も木造です。
写真のように、壁もない広い空間ですが、
改造前は、本当にごちゃごちゃと、びっしりと詰まっていました。
釉薬の容器、粘土類等々・・・本当に重たいものばかりが、一面に収納されていました。
机の下にもびっしり。
これでは、床もたわんでしまいますね。
建設会社に文句を言っても、どちらかというと、私の方が悪い?
と言うことで、この際、不要なものの整理も含め、床の全面張り替えを行うことにしました。
2階全体で、36坪ありますので、まず20坪分の張り替えを行いました。
明日から、残りの張り替え工事が始まります。
床の工事で大変なことは、完全に部屋の中を空にしないとだめなことです。
10年の間に、積み重なった膨大な財産?
この夏の暑さの中、この1ヶ月、頑張りました。
本当にきれいになりましたね。
前のような状態になっては、意味がありません。
いかに、すっきりとさせるか。目をつぶって、捨てることですね。
2010年09月04日
暑い日が続きます

今年の夏は、異常気象だったと、発表になりましたが、
今日は、ちょっとは過ごしやすいですが、それにしても暑い日が続きますね・・
コロも、大変。ただでも厚い毛皮をしょっているわけですから。
室内を通る風の通り道を探して、寝ています。
今は、階段の踊り場に寝ています。
さすがに、暑ぐるしいのか、ベットでは寝ませんね。
私も、暑さには全く弱いので、エアコンのお世話に随分なりましたが、
コロのためにもなったかな?
2010年09月02日
変わった麺鉢

2ヶ月程前に、テレビで放映された器。
ある生徒さんも、それを見ていたらしく、是非作りたいと・・・
ところが、なかなか難しいですね。
それなりには出来ましたが、2個並べると、いまいち?
それにしても、食べずらそうな器です。この器で食べたことはないのですが・・
結構、おいしく食べられるのかも。
この生徒さんが、再度リベンジするのであれば、きちんとした治具を作り
私も作ってみようかな!!