2010年09月08日
青白磁皿
青白磁という釉薬。
本当に大好きな色合いですね。
湖の水の色が青く見えるように、この青白磁も、釉薬が厚くなればなるほど、色合いが濃くなります。
このため、器の表面に色々な凹凸を付けることにより、薄い青色の変化を楽しむことが出来ます。
粘土は、本当に真っ白な粘土でなければ、きれいに発色しません。
この作品は、白御影粘土で作られています。
一般的には、磁器土か、特上の白粘土で作ります。
青白磁の、青い色は、真っ赤な色のベンガラ(酸化鉄)を微量、透明釉に加えて作ります。
本焼きの焼成は還元雰囲気で行います。