2009年06月25日
陶芸教室の作品紹介・備前

陶芸教室の作品紹介・備前
備前の緋襷(ヒダスキ)の器です。
最近は、備前の原土はほとんど採れなくなったみたいで、合成された備前土を使っています。
合成とは、高価で入手困難な備前土の成分に似せて作り上げた粘土ですが、それでも、一般的な粘土に比べるとかなり高価ですね。
Aさんが、作りました。
稲ワラを、叩いて柔らかくし、素焼きの器に巻き付けて焼きます。
この焼き方が、問題で、焼け具合は、結構ばらつきがあります。こうすれば絶対こうなるという方法はあるのですが、
陶芸教室の場合、いろいろな作品を一緒に焼きますので、なかなか出来ません。
この作品は、まあまあですね。もうちょっと、くっきりと稲ワラの跡が出れば良かったのですが・・
2009年06月22日
陶芸教室の作品紹介・カップ

磁器の焼酎カップ
3ヶ月ほど、ご無沙汰しておりました。何かと忙しく・・・とは言っても、精神的に忙しく思えたと言うことですが・・・
焼き物には、いろいろとありますが、陶器と磁器もそうです。
一般的に、あまり意識することはありませんね。
でも焼き物の世界では、随分違いますよ。
焼成温度も違いますし、磁器は吸水性がありませんが、陶器は吸水性があります。
よく言われるのは、爪ではじくと、チーンと堅い音がするのが磁器です。
この作品は、磁器です。私が作りました。
たまたま、堅くなった磁土がかなり貯まってしまい、再度、土を練る機械で柔らかく練り直したので、チョット作ってみました。
これからの夏に向けて、ビールとか、焼酎のオンザロック用に、涼しげな絵付けをして作りました。
焼酎は、ホントに美味しいですよ。毎晩使っています。