2009年03月17日
陶芸教室の作品紹介・一輪挿し

陶芸教室の作品紹介・一輪挿し
直径5cmほどの、小さな一輪挿しです。
作り方は、至って簡単です。粘土の板を作り、筒状の型に巻き付けて、底を付け・・・
小さな穴を、2カ所ほど明ければ出来上がり。
素焼き後、白い釉薬を掛け、その上に緑色の織部釉を掛けました。
織部釉が、溶けて流れています。
形状的に、不安定な形ですので、ドライフラワーなんかが。無難ですね。
また、置く場所をとりませんので、どこでも置けますね。
2009年03月16日
体験陶芸・親子で楽しみました

体験陶芸・親子で楽しみました
夏休みと冬休みには、親子の体験陶芸を行っています。
昨日、この時期では珍しく、親子9名の体験陶芸がありました。
私の陶芸教室での体験陶芸は、他の教室とは全く違った作り方で作品を作って貰っています。
それは、タタラ作りです。「タタラ」とは、粘土の板のことです。
粘土の板で、作品を作りますので、マグカップにしろ、お皿にしても、
厚さが一定で、軽く、日常生活で、全く違和感無く使うことが出来ます。
特に、最近多いのが、結婚式での両親への贈り物として作られますが、
その出来映えは、なかなかのものですよ。
今回は、子供達には、マグカップとお皿の組合せを作って貰いました。
大人3名は、ご飯茶碗2個、サンマ皿1枚、小皿5枚・・をそれぞれ作られました。
2009年03月14日
陶芸教室の作品紹介・シーサー

陶芸教室の作品紹介・シーサー
シーサーは、皆さんご存じですよね。
沖縄県などで、建物の門や屋根などに据え付けられている獣の像です。
魔よけや幸運招きなどの意味があるそうですが、Hさんが作りました。
シーサーの語源・・・・・とかは、さておき、最近は、一対で置かれることが多いそうです。
昔は、単体で置かれていたそうですが、狛犬の様式の影響を受けて、変わってきたそうです。
これを作るのは、簡単なようで難しいですね。
それでも、どんな作り方をしても、最後は何となく、それらしく見えるものですね。
決して、この作品をけなしているわけではありませんよ。
まあ、どのような作品も、一作目から満足のいくものは出来ません。
2009年03月13日
陶芸教室の作品紹介・織部の大皿

陶芸教室の作品紹介・織部の大皿
緑色の釉薬。織部ですね。
古田織部に因んで呼ばれる人気の作品です。
教室で作られる方も多いですね。
一般的に、鮮やかな緑色よりも、ちょっとくすんだ緑色の方が正統みたいです。
と言うことで、教室では、白土ではなく、チョット赤土を含んだ土で作るようにしています。
現在使われている織部の釉薬。いろいろな成分の組合せがあり、
青みがかった色合いから、ちょっとくすんだ色合いまで多様です。
織部は、普通は酸化雰囲気で焼きます。
還元雰囲気で焼くと、なんと赤く(小豆色?)発色してしまいます。
この写真のお皿。白土に、象眼で黒い線を施し、素焼き後に、織部釉と透明釉を掛け分けた作品です。
雄掛けには、結構手間がかかりますが、素敵な作品になりました。
2009年03月12日
体験陶芸・結婚式の贈り物

体験陶芸・結婚式の贈り物
一日体験陶芸で、結婚式で、両親への感謝の贈り物を作る方が、昨年から増えてきました。
当教室では、4種類の作品を用意しています。・・・湯呑み、マグカップ、ご飯茶碗、大皿です。
他の作品でも、構わないのですが、この4種類は、梱包用の箱が用意されているためです。
特に、湯呑みと、ご飯茶碗は、何と、桐の箱です。
一日体験とは言っても、実際は、絵付けのために、素焼き後にもう一度来て貰わなければなりません。
この写真の作品は、つい最近結婚なさった方が作りました。
シンプルで、可愛いですね。
湯呑みの低面に、結婚式の日付と、名前が書かれています。
このような贈り物を貰った両親は、実際、毎日使うでしょうか。
使わないで、大事に飾られる方もいるみたいです。
2009年03月12日
陶芸教室の作品紹介・角皿

陶芸教室の作品紹介・角皿
教室で作られる作品。特にお皿類は、お店で売られている商品と、一見して違いますね。
一般的に売られている商品は、機械で量産された磁器が多いですね。
薄くて、軽くて、綺麗ですね。
これと比較し、教室では、粘土で作りますので、陶器になります。
話は逸れますが、陶器と磁器の違いはわかりますか。
簡単に言うと、陶器は土で、磁器は石。・・・陶器は、若干の吸水性があり脆い、磁器は、吸水性が無く堅い。
最近の売られている食器は、ほとんどが磁器ではないのかな?
この写真のお皿。黒土で作り、白化粧泥を刷毛で塗りつけています。
チョット乾燥させてから、針で唐草模様を施しています。
白化粧を施し、さらに模様を施す。
この作業の積み重ねが、陶芸には非常に大事ですね。
その結果、本当に素敵なお皿になりました。
2009年03月11日
陶芸教室の作品紹介・タジン鍋

陶芸教室の作品紹介・タジン鍋
タジン鍋は、モロッコで昔から使われてきた、陶器製の無水鍋です。
鍋の蓋に特徴がありますね。
ご覧のように、とんがっており、蒸気が蓋の上部で、再凝縮し水になり、鍋に流れ落ちるようになっています。
この作品は,I さんが作りましたが、蓋を作るのに、苦労しました。
結局は、粘土の板で作りました。
このために、スタイロフォームで型を作くったりで、3週間かかりました。
苦労しただけ、料理もおいしく思えるでしょうね。