2010年08月29日
絵唐津風のお皿

たたら(粘土の板)で成形したお皿に、ベンガラで絵付けをした、いわゆる絵唐津のお皿です。
Yさんが作りました。教室に入ってまだ1年ほど。最近、絵付けも始めました。
まだまだ、筆の運びがぎこちない感じがありますが、どんどん、上手になっていきますよ。
お皿の、成形は、たたらで作りましたが、非常に上手に出来ています。
写真ではわかりませんが、裏の高台の作り方と、口作りがしっかりしています。
本当に、しっかりした作品ですね。
2010年08月27日
粘土の再生

陶芸教室では、大量の粘土の削りかすが発生します。
他の教室では、製作費(粘土、素焼き、釉薬、本焼き等々)は、いわゆる「先払い」ですが、
私の教室では、どういう訳か、後払い方式になっています。
つまり、出来上がった作品の重さで、費用をいただきます。
ということは、削りかすを、いくら出してもかまいませんし、削り作業で穴を開けてしまっても、
乾燥、素焼きで割れてしまっても、本焼きで、うまく焼けなかった場合も、費用はいただきません。
まあ、損得で言えば、当然損なのですが、楽しく陶芸を・・・をモットーとしているので、
今更変更しても・・・と言うことで・・・
このため、この大量の削りかすを、毎年初夏の頃に再生しています。
脱水用の、フィルタープレスもありませんので、もっぱら、太陽の日差しに頼った
原始的な方法で、脱水しています。今年は、6月から7月にかけて天候不順でしたので
随分時間がかかりました。
詳細は省きますが、砂などが含まない、非常に細かい粒子の赤粘土に仕上げます。
今年は、285Kgの再生粘土が出来上がりました。
金額にした、3万5千円位?
かけた手間暇を考えれば、全く割に合いませんが、毎年行っています。
生徒の皆さん、もう少し削りかすを減らしてほしいですね。
今年のテーマにしようかな!!
2010年08月26日
和紙染め

やきものの絵付けには、色々なやり方がありますが、
このお皿は、和紙を使った、絵付けです。
この和紙が、なかなか良いものが入手できず、
キッチンタオルとかで、行ったりしていましたが、
最近は、生徒さんが探してきた紙が、なかなか良いですね。
その紙は、私にはよくわからないのですが、パーマをかけるときに使う
5cm程の紙です。絵の具の染み込み具合も良く、問題なく使えます。
和紙染めは、和紙を素焼きの表面に貼り付け、薄く溶いた絵の具を染みこますことにより行います。
和紙は、何度でも使えますので、同じ模様の繰り返しが出来ます。
わざと、ちぎった和紙を使うと、ちょっと変わった表現も出来ます。
2010年08月23日
コロは・・・

犬の仕事は?
食べることと、寝ること!
おやつを目の前にしたコロは、
一心不乱に、おやつを見つめています。
目が生き生きとしていますね。
しかし、コロも10歳を超え、大分年をとってきましたね。
2010年08月22日
体験陶芸(ブライダル)

結婚式での、両親への贈り物。
今年も、随分多くの方たちが、作られています。
当教室では、湯吞み、ご飯茶碗、マグカップ、大皿の4種類のメニューを用意しています。
違う作品を作ることも、当然出来ますが、この4種類の作品については、収納する特製の箱が用意されています。
当教室での、作り方は、独自の作り方をしていますので、初心者の方でも、本当に簡単に、そして、きれいに作ることができます。
一般的には、成形時と、素焼き後の絵付けのために、二度来ていただかなければなりません。
皆さん、真剣に作られていますよ。
絵付けとか、文字入れされて贈られた作品、ご両親は、日常、使ってくれるのでしょうか!
2010年08月21日
ちょっと変わった大皿

焼き物では、普通焼き物用の絵の具で絵付けをします。
このお皿は、5~6種類の色釉薬を、筆で塗って模様を作り出しています。
実際には、色鉛筆でパターンを描きます。(色鉛筆には油脂分が含まれているため、
釉薬を弾きます。)
それぞれの模様の中に、釉薬を、盛るように乗せます。
絵の具とは違った、ちょっと変わった大皿になりました。
2010年08月20日
冷や奴はいかがですか!

暑い夏。冷や奴がおいしいですね!
このお皿、刺身皿としても使えます。
私が、サンプルとして作った作品ですが、見た目は良くても
作って、なおかつ使ってみないとわからない典型でした。
白い釉薬で、作りましたが、冷や奴をのせると、滑ること、滑ること。
ちょっと、箸で触るだけで、スルーと動いてしまう。
今は、生徒さんたちには、滑り止めの突起付けることと、
滑りにくい艶消しの釉薬で仕上げるようにしています。
私が使うのも、作り直さなければならないのですが、・・・
未だに、滑らせながら使っています。
2010年08月19日
虎の置物

ちょっと、時期的にはずれていますが、毎年、干支の置物を作り続けている方が3名ほどいます。
巳年から、続けていますので、今年で10年目になりますね。
毎年、それなりに苦労して作っていますが、それなりに、かわいらしく出来上がります。
あと2年で一回りですね。
2010年08月18日
その植木鉢は・・

この素焼きにペイントした植木鉢。教室の窓際に、置いています。
3ヶ月ほど経ちますが、ペイントが剥がれたりすることなく、耐候性も問題ないですね。
焼き物ではありますが、絵の具を使うことで、遙かに、色々な表現が出来ます。
2010年08月17日
素敵な素焼き鉢

素焼きの鉢に、耐候性のある塗料で、ペイントした植木鉢です。
素敵な鉢に仕上がりましたね!
この植木鉢は、札幌円山の、野口真知子トールペインティング教室
http://www.bekkoame.ne.jp/~marumero/
で、作りました。
5月に、体験教室が行われ、私も含め、ぶぁかぶぉんの生徒さんも6名ほど参加しました。
素焼きの植木鉢自体は、私がロクロで作った鉢を使いました。
色々な、絵付け方法があるのでしょうが、今回は、表面に色々なパターンの凹凸を付け、
絵の具の塗り重ねにより、簡単に、多彩な模様が表せることができました。
素敵だとは思いませんか!
また、そのうちに、体験教室も開かれるのかな?
2010年08月15日
夏休みの親子体験陶芸

今年は、ホームページ上で、夏休みの親子体験陶芸の募集はしなかったのですが、
大勢の方たちが、来られました。
小学校の始業式が、18日ですので、今日、作品をお渡しすることになっています。
やきものは、成形、素焼き、絵付け、本焼きと、多くの工程を経て焼き上がります。
このため、例年、時間的に間に合わなくて、お断りすることも多いですね。
やはり、ホームページで、きちんと募集した方がよいですね。
写真は、今日、まだ取りに来られてない作品です。皆さん結構、楽しんで自由に、絵付けしていますよ!
2010年08月12日
コロも、10歳になりました。

7月5日で、コロも10歳になりました。
少しは、年をとってきた感じはありますが、体重も、10.8Kgと、全く変わりません。
病気も全くせずに、長生きしてほしいですね。
家の前の、歩道の植え込みには、今年町内会の女性部の方たちが、花を100本以上植えてくれました。
本当にきれいに咲いています。
2010年08月11日
陶芸教室の作品紹介

1年ぶりの、投稿です。時が経つのは早いと言いますが、本当に早いですね。
また、陶芸教室の話、生徒の作品、季節の話題等、思いつくままに書きたいと思っています。
写真は、蕗の葉っぱの模様の飾り皿です。
実際の蕗の葉っぱを、粘土板に押しつけて、模様を付けます。
蕗の葉っぱは、瑞々しくないとだめですので、前日、採取し、乾燥しないように保管したものを使いました。
電動たたら機で、粘土の板を作り、葉っぱを乗せから、再度たたら機で延ばします。
葉脈もくっきり出ていますね。
同じように、紅葉も葉等の木の葉、レースの模様も出来ますよ。