2010年08月27日
粘土の再生

陶芸教室では、大量の粘土の削りかすが発生します。
他の教室では、製作費(粘土、素焼き、釉薬、本焼き等々)は、いわゆる「先払い」ですが、
私の教室では、どういう訳か、後払い方式になっています。
つまり、出来上がった作品の重さで、費用をいただきます。
ということは、削りかすを、いくら出してもかまいませんし、削り作業で穴を開けてしまっても、
乾燥、素焼きで割れてしまっても、本焼きで、うまく焼けなかった場合も、費用はいただきません。
まあ、損得で言えば、当然損なのですが、楽しく陶芸を・・・をモットーとしているので、
今更変更しても・・・と言うことで・・・
このため、この大量の削りかすを、毎年初夏の頃に再生しています。
脱水用の、フィルタープレスもありませんので、もっぱら、太陽の日差しに頼った
原始的な方法で、脱水しています。今年は、6月から7月にかけて天候不順でしたので
随分時間がかかりました。
詳細は省きますが、砂などが含まない、非常に細かい粒子の赤粘土に仕上げます。
今年は、285Kgの再生粘土が出来上がりました。
金額にした、3万5千円位?
かけた手間暇を考えれば、全く割に合いませんが、毎年行っています。
生徒の皆さん、もう少し削りかすを減らしてほしいですね。
今年のテーマにしようかな!!
Posted by ch10822 at 18:15│Comments(0)
│趣味/陶芸
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