2008年03月11日
陶芸教室の作品紹介・鼠志野

鼠志野のお皿
鼠志野は、白い土で成形し、素焼き後、鉄分の多い黄土(鬼板)を塗り、一部を掻き落とし、志野釉を掛けたものを指します。何か長ったらしい説明になってしまいましたが、ようは写真のような仕上がりになります。なかなか高級感のある仕上がりです。今まで、あまり作っていませんでした。というのは、志野釉は、溶けにくい釉薬で、陶芸教室の窯の一般的な炊き方では、なかなか溶けてくれませんでした。今回、どうしても作りたいという生徒さんがおり、それではと、釉薬の融点を下げるため、オリジナルの志野釉に、市販の溶けやすい釉薬を混ぜることにしました。結果は、うまく溶けてくれて、良かったのですが、まだいろいろと調整しなければならないような気もしています。もうちょっと、白く凹凸感のある仕上がりが目標ですね。でも、このお皿は、すきですね。
Posted by ch10822 at
16:30
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