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日記・一般  |札幌市北区

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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2012年09月18日

作品紹介・和紙染め



非常にシンプルで、日本的な作品です。
細かな赤土で成形し、素焼き後、和紙を用い、葉の部分を染めます。
その後、筆で、枝などを書き込みます。

乾燥後、石灰透明釉を掛け、還元焼成します。

この作品、ちょっと薄すぎて、安定感がありませんが、
口辺の焦げ目、弁柄の絵の発色等、良い出来上がりです。



小皿とセットで作られましたが、
最初に書いたように、もうちょっと厚くければ、
変形もせずに、しっかりした作品になりましたよ!

一般的な傾向として、薄く作るのが良い作品なんだ・・・
というような感じを持たれている人が多いように感じます。

機械で作られる売られている食器は、薄く作られておりますが、
手作りの作品の場合、作られる作品の大きさ、形状によって、
厚さを考えなくては、いけませんね。

厚すぎるのは、余り良くはありませんが、
薄すぎるのは、もっと悪いですね。
作品自体が、変形しやすく、貧相に見えますね。  


Posted by ch10822 at 14:35Comments(0)趣味/陶芸

2012年09月18日

失敗は、成功の・・




これらの作品、一昨日、窯出しした作品です。
粘土は違いますが、釉薬は、青白磁釉。

この青白磁釉、本当に綺麗な色の釉薬です。
基本的には、磁器に掛ける釉薬です。

私の作品に使うための釉薬でしたが、いつの間にやら、
生徒さんに使われています。

この釉薬、厚く掛けることで、青白色に発色します。
薄ければ、透明釉ですね。

このため、色々と工夫して施釉していますが、
それでも、欠陥品は出てきます。

特に、この写真のように釉薬が逃げてしまうことは起きますね。
だいたい、両方の写真とも、同じような所に欠陥がありますね。
高台の角の部分、口廻りに・・。

一方。まったく問題なく、焼けることもあります。何が違うのか?

大きな原因は、釉薬の濃度が高くいこと、そして、それを認識した上の施釉の仕方ですか?
濃度が高いと、角とか溝とかに、しっかり入り込み密着しにくい。
また、口の廻りは、基本的に薄くできている。
薄すぎると、釉薬は厚く掛けられない。素焼きの作品の、吸水量が限界になり、
厚く掛けたつもりが、厚くなっていない。等々・・・

もっと、濃度を低くすれば、良いのですが、そうすれば、色が濃くならない。

教室の生徒さん用に、色は薄くても、より安定して焼けるようにすることも考えれますが、
今回のように、100%の欠陥。

私が悪いのか、

この釉薬、とりあえず、使用禁止にした方が、良いかも!
白い粘土に掛けると、貫入も入るし、
還元焼成しなければならないし・・・・本来、磁器用の釉薬ですから・・・
  


Posted by ch10822 at 10:15Comments(0)趣味/陶芸