2014年11月19日
作品紹介・絵付け大鉢

35cm程の大きな器です。Kさんが作りました。
赤土で、粘土の板を作り、白い乳白釉を掛け、上絵付け(釉上彩)をしています。
今回は、器が大きいため、絵付け時に、釉薬がはがれるのを防ぐために、釉掛け後に、
再度素焼きを行っています。
その後、絵付けをし本焼きしています。
本人は、もっと鮮やかな赤にしたかったと言っておりますが、それは贅沢と言うことですね。
本当に、狙い通りの色を出すには、一発勝負では無理ですね。
小さな器で、試し焼きをして、絵の具の調整をしなければ、なかなか難しいこと。
陶芸教室では、絵の具もふんだんに用意することは不可能です。
絵の具にも、日本古来の和絵の具と、欧米からの輸入された絵の具がありますが、
こと、絵の具に関しては、欧米の方が遙かに進んでいます。
色の種類も、50種類そろっています。
しかし、かなり高価ですので、全てをそろえることは無理ですね。
Posted by ch10822 at 11:15│Comments(0)
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