2014年10月27日
作品紹介・絵付け
作品紹介:絵付け(染め付け)

10cm程の角板。つまり、タイルみたいなものですが、呉須で絵付けをしています。
呉須とは、コバルトを含んだ顔料で、藍色に発色します。
本来、この顔料は、還元焼成で、初めてきれいに発色するのですが、今は、技術の進歩なのか、
酸化焼成でもきれいに発色します。
ところで、還元焼成とは・・・・・窯の内部の雰囲気を、一酸化炭素で満たされた状態で焼くことです。
だいたい、950℃くらいから1220℃くらいまで行います。
何故還元焼成をするのか?
還元焼成でなければ、発色をしない釉薬もありますし、還元焼成は、なんと言いますか、日本人が好きな雰囲気に焼き上げることが出来ます。
土味をより強調したり、窯変といって、ほんのりと赤い斑点を醸し出したりします。
しかし、一酸化炭素。怖いですね。
無色無臭の猛毒性の気体で、500ppm以上になると危険です。
1500ppmで、死に至る程の危険な気体です。
無色無臭ですので、気のついたときには、もう遅かった・・という事故例もありますよ!
陶芸教室 ぶぁかぶぉんでは、現在電気窯を使用していますので、この還元状態を作るために、
LPガスの炎を窯の内部に吹き込んでいます。
電気窯で、還元焼成するときは、それなりに気を遣いますね。
基本的には、真夜中に起きて、定期的に、6時間ほどLPガスの炎のチェックが必要になります。
換気は真冬でも、がんがん行わなければなりません。
また、窯の中の一酸化炭素ガスは、窯上部の吹き出し口から外に出てくると、青白い炎となって燃えます。
この炎の状態がまた非常に重要です。
また、当然LPガスの費用もかかりますし、LPガスの、容器検査の費用もかかります。
・・・等々で、あまり還元焼成はしたくないのですが、わがままな生徒も多く、
一窯分の作品が貯まったら 、焼くことにしていますが・・・・・
この還元焼成を行わない教室も、多いのですが、今後どうするか、じっくりと考えましょう。

10cm程の角板。つまり、タイルみたいなものですが、呉須で絵付けをしています。
呉須とは、コバルトを含んだ顔料で、藍色に発色します。
本来、この顔料は、還元焼成で、初めてきれいに発色するのですが、今は、技術の進歩なのか、
酸化焼成でもきれいに発色します。
ところで、還元焼成とは・・・・・窯の内部の雰囲気を、一酸化炭素で満たされた状態で焼くことです。
だいたい、950℃くらいから1220℃くらいまで行います。
何故還元焼成をするのか?
還元焼成でなければ、発色をしない釉薬もありますし、還元焼成は、なんと言いますか、日本人が好きな雰囲気に焼き上げることが出来ます。
土味をより強調したり、窯変といって、ほんのりと赤い斑点を醸し出したりします。
しかし、一酸化炭素。怖いですね。
無色無臭の猛毒性の気体で、500ppm以上になると危険です。
1500ppmで、死に至る程の危険な気体です。
無色無臭ですので、気のついたときには、もう遅かった・・という事故例もありますよ!
陶芸教室 ぶぁかぶぉんでは、現在電気窯を使用していますので、この還元状態を作るために、
LPガスの炎を窯の内部に吹き込んでいます。
電気窯で、還元焼成するときは、それなりに気を遣いますね。
基本的には、真夜中に起きて、定期的に、6時間ほどLPガスの炎のチェックが必要になります。
換気は真冬でも、がんがん行わなければなりません。
また、窯の中の一酸化炭素ガスは、窯上部の吹き出し口から外に出てくると、青白い炎となって燃えます。
この炎の状態がまた非常に重要です。
また、当然LPガスの費用もかかりますし、LPガスの、容器検査の費用もかかります。
・・・等々で、あまり還元焼成はしたくないのですが、わがままな生徒も多く、
一窯分の作品が貯まったら 、焼くことにしていますが・・・・・
この還元焼成を行わない教室も、多いのですが、今後どうするか、じっくりと考えましょう。
Posted by ch10822 at 17:23│Comments(0)
│趣味/陶芸