2014年10月09日
作品紹介・欠陥品

作品を作る過程で、いろいろな欠陥が生じます。
当教室では、よほどのことが無い限り、ほとんど無償で処理します。
非常に良心的な教室なのです。
いろいろな課程で、起きる欠陥は、それなりに理由がありますが、
その理由がはっきりしないこともあります。
この写真の欠陥は、本焼きで、釉薬にクレーターが出来てしまいました。
理由は、単純で。釉薬が溶け始め、粉末の状態から液体の状態に変わって行く課程で、
普通は抜けてしまうのですが、空気?が、溶け始めた釉薬の中に残ってしまい、気泡が生じ、破裂して出来ます。
何故、そうなったのか。
素地の表面状態、釉薬のかけ方、釉薬の熱さ、焼成温度と、その温度での釉薬の溶け方、・・・・・いろいろあります。
今回は、はっきり言って、真の原因は分かりません。
釉薬のかけ方が悪い・・・あんたが悪い・・・とは決して言いませんよ!
暗にほのめかすくらいです??
まあ、もう一度作り直しましょう。・・と、慰めるしかありませんね。
Posted by ch10822 at 10:37│Comments(0)
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