2013年07月31日
焼き上がりました!
前回のブログで紹介した作品、焼き上がりました。
幅36cm、高さ21cm、重量6.3Kg。
荒い、黒っぽく焼ける赤土で作り、松灰を掛け、還元焼成しました。
予想したより、荒々しく焼けました。
還元焼成は、作品が貯まったら焼いていますので、不定期にしか焼きませんが、
この1ケ月で、2度目の還元焼成になりました。
電気窯の焼き方には、酸化焼成と還元焼成があります。
還元焼成は、プロパンガスの炎を、窯に吹き込み、窯の内部の雰囲気を、
一酸化炭素雰囲気にして焼きます。
このため、作品自体は、還元状態になります。
この一酸化炭素。窯の小さな穴から吹き出てくるのですが、、
窯の温度が高いため、炎となって吹き出ます。
この吹き出てくる炎の状態が、非常に大事です。
それと、換気を強力に行わないと、頭が痛くなってきますよ。
一酸化炭素中毒にならないように、最善の注意が必要です。
又、安全の面からも、頻繁に、炎の監視が必要になります。
このように手間はかかるし、プロパンの費用もかかるし、
窯の中に入れる作品の隙間を多く取らなければならないので、作品も多く入れられないし、
大変なコストアップになります。
Posted by ch10822 at 08:59│Comments(0)
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