2013年02月03日
作品紹介・大鉢
この二日ほど暖かかったので、今日の寒さは、厳しいですね。
まだ、2月の初め。あと1ヶ月ちょっとは、我慢ですね。
さて、この作品。直径23,4cmほどの、少し大きめの鉢です。
黒い小さな石(黒雲母)の入った粘土で作られています。
鍔のついた形で、内側中央に、四角い模様を入れています。
釉薬は、灰釉。
最も基礎的な釉薬で、長石、わら灰、土灰の3成分だけで作られています。
この釉薬は、天然の灰を使わないで、合成ワラ灰、合成土灰を使っています。
天然と合成では、価格もびっくりする位違いますが、それよりも、安定して融けてくれることです。
この作品を、電気窯で、還元雰囲気で焼きます。
融けて、厚くなったところは、薄緑色に発色します。
又、黒い雲母の石が、散って大きく現れます。
非常に、日本的な作品です。
ただ、表面に貫入(細かなひび)が入り、好き嫌いがありますね。
この写真では、かなり良く焼け、良い出来映えですが、
作品は、裏も表も綺麗に出来なくては・・
裏は、ちょっと残念な結果になっていました。
Posted by ch10822 at 16:50│Comments(0)
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