作品紹介・花器

ch10822

2015年05月06日 14:10



ちょっと渋い感じの花器です。
赤土で成形し、鞘(陶器製の円筒形の容器)に入れ、炭を作品の周りにいっぱい入れた状態で、蒸し焼きにします。
いわゆる、焼き締めと言われるものですが、今回は、作品の下部には、土灰釉を掛けているため、光沢があります。

炭・・つまり炭素が作品に取り込まれ黒く変色しています。
局部的に、金色に発色している部分もあります。
このような作品は、人によって好き嫌いはありますが、焼き上がりの当初は、
何かぎらぎらした感じがありますが、年月を経るに従い、落ち着いた作品に変わっていきます。



この作品は、赤土で成形し、黒マット釉、透明釉、絵の具での色付けをしています。
結構、手間がかかりますが、作った本人はそれなりに満足しておりましたが?

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