陶芸教室の作品紹介・レリーフ

ch10822

2006年05月01日 18:19



青白磁のレリーフ(陶彫)です。
教室を始めた頃からの生徒さんで、Hさん(男性・60才
台)が作りました。彼は、昔から油絵を描いていたため、陶芸を初めてから、陶彫も作るようになりました。今回で10作目くらいかな?どういう訳か、全て、若い女性のレリーフばかりですね。
従来は、赤土で、青銅マット釉を掛けたりして、金属的なものを作ることが多かったのですが、今回は、磁器土で作りました。これは、私の作品に使うための青白磁釉を掛けるためです。青白磁釉は、本当に真っ白な生地でないと、この淡い青い色は出ません。このため、磁器土を使いました。写真は、この鮮やかさが、出ていませんね。写真よりもっともっと綺麗です。もう一つ、磁器土を使うメリットがあります。それは、磁器土ほど粒子が細かいと、完全に乾燥してからでも、削ることが出来るからです。付け足すことは出来ませんが、削ることは出来ます。ですから、陶彫の場合は、便利なわけですね。
本人も、満足したみたいで、次回の本焼きに、今度は完全に立体的な頭部の作品を作ってきました。今月本焼きします。又このブログに発表します。
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