2012年11月10日
作品紹介・蓋もの
この作品は、直径10cmほどの、蓋付きの器です。
いわゆる、蓋ものと言われる作品、
急須が、代表例ですが、香炉、シュガーポット等々、色々あります。
蓋ものは、作るのは、ちょっと難しいですが、
色々な作り方がありますので、初心者でも、作れますよ!
このような作品は、本焼きするとき、必ずセットして・・蓋を乗っけて・・
焼くのが基本です。
というのは、本焼きでは、焼き物自体が結構、柔らかくなります。
このため、別々に焼くと、どうしても、隙間が出来、ぴったり合いません。
つまり、がたつきます。
ただ、このように焼くと、重なる部分には、釉薬をかけれませんので、
地肌が、露出することになります。
馴れた人が作る分には、それなりに、気にはならないように作れますが・・・
しかし、それが気に入らない場合、別々に焼くこともあります。
別々に焼くと、器本体は、釉薬を全体に掛けることが出来ます。
小さめの器であれば、余り問題にはなりませんが、
一番気をつけなければならないことは、
いかに、綺麗に・・平らで、バランス良く作るかと言うことです。
この器は、別々に焼きました。
ちょっと、蓋と器の合わせに、窮屈なところはありましたが、
まあ、こんなものでしょう。
Posted by ch10822 at 06:02│Comments(0)
│趣味/陶芸