2008年02月13日
陶芸教室の作品紹介・伊羅保
陶芸教室の作品紹介・伊羅保(いらぼ)
いらぼとは、朝鮮で作られて、茶器として昔から使われていた物を指しますが、その名前の由来は、見た目にも、手触りもいらいらする感覚があるので、いらぼと呼ばれたのではないかの言われているそうです。つまり釉薬の特徴を指します。この釉薬は、いわゆる茶伊羅保釉で、中国黄土をベースに、自作した釉薬です。また、この釉薬は,条恨釉とも呼ばれ、釉薬を掛けて本焼きをすると、濃い部分と薄い部分に自然に分かれ、筋条の模様が出来ます。その感じか、いらいらするような模様になるわけです。
この作品は、直径25cm程のお皿ですが、Tさんが作りました。カップなどでは、筋条の模様になるのですが、このお皿は、見事に、斑点の模様が全面に均一に出来ています。なかなか、このように焼けることは珍しいですね。
今日から、明日にかけて、大荒れの天気ですね。雪の量は多くないですが、もう既に2回除雪しました。北の方は、もっと荒れているみたいで、今日の教室には、ほとんどの生徒さんが来ませんね。仕方がありませんね。
Posted by ch10822 at 10:31│Comments(0)
│趣味/陶芸
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