2012年05月23日
絵付けは楽しい!
絵付けをしましょう・・と言うと、私は絵がうまくないから・・と、
敬遠してしまう方は、多いですね。
そういう方には、絵付けではなく、模様を描きましょうと、
無理矢理、描いてもらっています。
何回か繰り返すと、皆さん描くようになりますね。
体験陶芸でも、是非描きたいという方も多いのですが、
絵付けは、素焼き後に再度来てもらわなければならないので、
忙しい方には、ちょっと無理ですね。
絵付けと言っても、色々な方法があります。
よく言うのは、下絵と上絵ですが、
基本的には、そうなのですが、実際は、絵の具の種類などにより、
簡便な方法もあります。
やきものは、単色でも、全く構いませんが、
ワンポイントでも、色なり、模様があると、随分変わりますよ!
2012年05月23日
作品紹介・楕円皿
鉄釉の楕円皿です。別名:舟形皿とも言います。
Tさんが作りました。
この楕円形のお皿。
作る人により、驚くほど違った雰囲気のお皿になります。
作り方によるところが大きいですが・・・
同じ型を使って作りますが、
全体の厚さ、口縁の厚さ、丸め方、底の補強の有無・・・・
特に、本焼き時(1240℃)には、やきものはかなり柔らかくなり、
重力により、変形しようとします。
つまり、一般的には作ったときより、浅くなります。
この変形具合を、あらかじめ予測して、作るのが大事であり、
非常に、難しいところです。
特に、陶芸教室では、窯にランダムに製品を詰めて焼きます。
15KW位の電気窯でも、窯の内部の温度のばらつきは、10~20℃位ありますから。