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2012年04月03日

作品紹介・焼き締め



昔のやきものは、成形し,乾燥した作品を、そのまま、薪窯で焼きました。
今のように,素焼きもせず、釉薬も掛けず、焼きました。
薪を焼いたときの,灰が表面に被る、いわゆる自然釉しかありませんでした。

古い壺などの,茶色い色合いは,全てそうですね。
陶芸教室で、これに似せて焼く場合、
鞘に入れて焼きます。
薪窯で焼いた感じを出すために,色々と細工をします。
一般的には、炭と,籾殻を入れて,蒸し焼きにします。
この作品も、そうです。

籾殻の代わりに、糠、稻藁、竹、・・・等々でもできます。
それなりの,違いが出ます。
普通は,赤土で作りますが、
白い土で作り、竹を入れて焼くと、肌色の綺麗な焼き具合になります。

焼き締めの場合、炭が,一番大事ですね。
一番良いのは,備長炭みたいに、高火度で,燃えかすが綺麗な炭ですね。
本当の備長炭は,なかなか手に入りませんね。
ホームセンターで,普通に売っている炭は、ダメですね。
また、備長炭として売っている炭もありますが,本当の備長炭とは違いすぎます。
炭の密度もすかすかで、火力も弱く、
燃えかすが残り,表面が汚くなります。

今、私が使っている炭は、すばらしく良い炭です。
燃えかすは,真っ白い綺麗な粉だけが残ります。

この炭、ある事情があり、すすきのの焼き鳥店などで使われている極上の炭を、
5年ほど前に、500Kgも、買いました。
どちらかというと,買わされた感じですが!
備長炭ではなく、いわゆる成形炭なのですが、すばらしい品質です。
一生、使える量ですね。
こんなにたくさん買って,、どうするの?
と言われても、答えようがありません。大事にしまっておきます??

この炭で、バーベキューにも使いますが、本当に強力な火力です。
ちょっと、もったいないですね。
  


Posted by ch10822 at 10:44Comments(0)趣味/陶芸