2011年04月16日
ぐい呑み
酒飲みにとって、ぐい呑みは、何度も繰り返し作る作品です。
小さいからといって、なめてかかると、決して良い作品は出来ません。
抹茶碗を作るときは、それなりに構えて作りますが、
ぐい呑みも同じ気持ちで作らなければなりませんね。
このぐい呑み、いわゆる、絵唐津なのですが、
上薬を掛けるとき、唐津釉の上に.透明釉を二重がけにします。
ちょっと、良い感じに焼けます。
ある生徒さんが、間違って二重に掛けた結果なのですが、
それ以降、皆がまねしています。
陶芸は、絶対にしてはいけないことも少しはありますが、
何をやっても、構わないと言うことでもありますね・・・