2008年12月17日
陶芸教室の作品紹介・粉引き窯変皿
陶芸教室の作品紹介・粉引き窯変皿
前々回の、絵皿と同じ粉引きのお皿です。
絵付けはせずに、石灰透明釉を掛け、還元焼成します。
赤く発色し、斑点が多く生じます。
これは、土の中の鉄分と、白化粧土の中の成分(カオリンベース)により、発生するのですね。
当然、どのように発色するかは、わかりません。窯まかせですね。
しかし、斑点は、結構人為的に作ることも出来ます。
斑点の中心には、必ず小さなピンホールがあります。
つまり、このピンホールから、還元ガスが染み込み、土と反応するのですね。
本当に、世界中で、このような焼き物をたしなむのは、日本だけですね。