2008年02月13日
体験陶芸の絵付け2
体験陶芸の絵付け2
2月9日のブログに描きました、絵付けの作品の完成品(本焼き)です。ベースの土が赤土のため、白い釉薬を掛けていますが、赤っぽく焼けています。まあ、小学生の低学年ですので、あまり多くを期待してもいけませんね。矢張り、男の子は。アニメを描くことが多いですね。この絵柄は何なのかは、私には全く分かりませんが、楽しそうに描いていました。子供には、描く前に、チョットとした注意だけして、自由に描いて貰っています。途中で失敗しても、修正は出来ませんので、そのまま描き続けるようにしています。やきものは、本焼きをすると、絵付け時に比べ、約10%ほど縮まります。このため、絵柄も一般的は引き締まって見えます。・・ということで、結構皆さん満足していますね。
2008年02月13日
陶芸教室の作品紹介・伊羅保
陶芸教室の作品紹介・伊羅保(いらぼ)
いらぼとは、朝鮮で作られて、茶器として昔から使われていた物を指しますが、その名前の由来は、見た目にも、手触りもいらいらする感覚があるので、いらぼと呼ばれたのではないかの言われているそうです。つまり釉薬の特徴を指します。この釉薬は、いわゆる茶伊羅保釉で、中国黄土をベースに、自作した釉薬です。また、この釉薬は,条恨釉とも呼ばれ、釉薬を掛けて本焼きをすると、濃い部分と薄い部分に自然に分かれ、筋条の模様が出来ます。その感じか、いらいらするような模様になるわけです。
この作品は、直径25cm程のお皿ですが、Tさんが作りました。カップなどでは、筋条の模様になるのですが、このお皿は、見事に、斑点の模様が全面に均一に出来ています。なかなか、このように焼けることは珍しいですね。
今日から、明日にかけて、大荒れの天気ですね。雪の量は多くないですが、もう既に2回除雪しました。北の方は、もっと荒れているみたいで、今日の教室には、ほとんどの生徒さんが来ませんね。仕方がありませんね。