2008年01月30日
陶芸教室の作品紹介・白化粧
陶芸教室の作品紹介・白化粧
似たような方法は、世界各地にありますが、粉引き、刷毛目等の白化粧は、日本独特の物ですね。この作品は、黒土で作った作品に、白化粧を刷毛で施しています。普通は、赤土に行いますが、黒土もなかなか良い感じですね。このような白化粧は、いわゆる生掛けで行います。生掛けとは、成形し、半乾燥状態で底面の削りを行い、まだある程度柔らかい内に、白い泥を塗り込めます。そうしないと、素地と化粧土の剥離等が起きてしまいます。この作品は、刷毛で一気に塗っています。時間を掛けて行っても良いのですが、普通は一筆書きですね。その方が、結果としてはよいことが多いですね。また、刷毛の種類によっても随分その表現は変わります。今回は、箒をバラして小さく束ね直した自作の刷毛で行いました。荒々しく、大胆に・・・というわけですが、どうですか!