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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年01月27日

冬休み親子体験陶芸



冬休み親子体験陶芸

今年の冬休みも、親子で体験陶芸に十組ほどいらっしゃいました。この写真は、小学生低学年の子が作った作品です。絵付けも行いました。どうでしょうか。お母さんも、手伝いましたが、どの程度手伝ったかは、秘密にしておきます。
小さな子供たちに、もっともっと陶芸を楽しんで貰いたい・・と常々思っておりますが、焼き物は、出来上がるまで、成形、素焼き、絵付け、釉掛け、本焼きと、非常に多くの行程を経なければ完成しません。そのため、どうしてもある程度の費用はかかります。中には、体験陶芸に来て、その日の内の出来上がると思っている方もおります。今回も火曜日に来て、月曜日から学校が始まるから、日曜日までにできますよね!・・・本当に困ってしまいますね。
とは言っても、来てしまったからには、何とかしなければ。結局は、上絵付けに使用している、1.8KWの小さな電気窯で、素焼き、本焼きをすることにして、何とかクリアーしました。偉く高い物につきましたね。別に、私が特別料金を貰ったわけではありませんよ。
しかし、作った焼き物は、壊さない限りずっと使うことができます。ずっと思い出として大事に使って貰いたいですね。  


Posted by ch10822 at 18:53Comments(0)趣味/陶芸

2007年01月27日

俎(まないた)皿



俎(まないた)皿

俎皿。主に大皿の定番ですね。俎皿は、作るのは簡単そうに見えますが、乾燥、焼成中の変形を防ぐために、色々な細工が必要です。特に、薄くきちんとした形に作るのは結構大変ですよ。焼き物は、約1250℃まで温度を上げて焼きます。焼き締まり(約8%程縮む)が始まり、1200℃を越えると、結構軟わらかくなります。このため、自重によりかなりの変形が生じます。また、大皿の場合には、熱を片側から受けると、左右の焼き〆の度合いが異なり、割れを生じることもあります。
と言うことで、皿の足の構造を工夫したり、道具土(焼き締まらない土)で、十数点のつっかえ棒を付けたりして焼きます。この写真の作品は、M さんが作りました。大きさは27cm程度で、中くらいの大きさの物です。結構薄く作りました。黒土で成形し、中央の部分に 浅く溝を掘り、その部分のみ白いワラ灰釉を、霧吹きで掛けました。なかなか、歪みもなく良くできました。  


Posted by ch10822 at 07:36Comments(0)趣味/陶芸