さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年01月25日

青白磁のレリーフ



青白磁のレリーフ

前にも紹介したことがあったかもしれません。本当に綺麗なレリーフです。大きさは、縦20cmほどの小品ですが、何とも言えない雰囲気があります。青白磁は、昨年、私個人のテーマとして取り組んだものですが、生徒さんの作品にも、反映されるのは良いことですね。この作品は、60才台の男性が作りました。油絵もたしなんでいる方で、なかなかセンスがありますね。
このような作品は、磁器で作るのが最適です。一つは、磁器土は、非常に細かいため、完全に乾燥してからも、削ることができます。粘土の場合は、そうはいきません。このため、時間を掛けて、作品を仕上げることができます。それと、青白磁の釉薬は、真っ白く焼ける磁器土ではじめて、青白く発色します。水の色が青く見えるのと一緒で、釉薬の厚い部分がより青白くなります。このため、釉薬はかなり厚く掛けます。焼くことにより、釉薬が溶けて、溝の部分とか、コーナーのところに貯まり濃淡ができます。メインの灯油窯で、他の作品と一緒に還元焼成したのですが、電気窯で、青白磁用の焼成パターンで、還元焼成すれば、もっと青い色が強調され、もっとコントラストのある作品になると思いますが、そうも行きません。それでも、綺麗な色ですよね!  


Posted by ch10822 at 07:15Comments(0)趣味/陶芸